情報処理 PM 試験 受験資格・試験日程・受験料|2026 年 CBT 化対応 最新版

IPA が実施する情報処理プロジェクトマネージャ試験(PM)の受験資格・試験日程・受験料・申込方法を 2026 年最新版で整理。令和 8 年度(2026 年度)からの CBT 方式移行、後期試験 2027 年 2 月実施予定、個人申込みフロー、午前 1 免除制度、合格発表時期まで 1 本で完結カバー。

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情報処理 PM 試験って結局、誰でも受けられるの?受験料はいくら?CBT 化で何が変わるの?」——本記事はそう感じている方に向けて、情報処理プロジェクトマネージャ試験の受験資格・試験日程・受験料・申込方法 を 2026 年最新版でまとめます。結論から言えば、受験資格は 一切なし、受験料は 7,500 円(税込)、そして令和 8 年度(2026 年度)から CBT 方式に移行 し、PM 試験は 後期試験(2027 年 2 月頃) での実施が予定されています。

本記事を読めば、「いつ申し込めばよいか」「どこで受けられるか」「合計いくらかかるか」「いつ結果が分かるか」の全体像が手に入ります。試験範囲や論文対策の詳細は柱記事「情報処理 PM 試験完全ガイド」を、難易度・取得メリットは「情報処理 PM 試験とは?難易度・合格率・取得メリット」を併せてご覧ください。

受験資格|一切なし、誰でも受験可能

情報処理 PM 試験の受験資格は 一切ありません。学歴・年齢・実務経験・国籍・職業を問わず、誰でも申し込めます。これは IPA が実施する情報処理技術者試験全区分(IT パスポート〜高度試験まで)に共通するポリシーで、「IT 人材の裾野を広げる国家試験」という制度趣旨を反映しています。

項目要件
学歴不問(中学生でも申込可)
年齢不問
実務経験不問
国籍不問
推薦・紹介不要

実務未経験者でも合格できるのか

「受験資格がない=合格できる」ではありません。午後 2 の論述試験では 自分が関与したプロジェクトの事例 を、PMBOK 的なフレームワークで構造化して論述する力が問われます。完全な未経験者の場合、以下のいずれかが必要です。

  • 学生時代のプロジェクト経験(研究室・サークル・アルバイトでもよい)を抽象化して論述する
  • 担当業務の中から「プロジェクト性のあるタスク」を抽出して論文ネタにする
  • 過去の合格者の論文事例集を読み込み、自分の経験を当てはめる訓練を積む

実務経験 0 年で論文を書くのは現実的に厳しいため、まずは応用情報技術者試験から積み上げる のが王道です。応用情報合格者は午前 1 が 2 年間免除されるため、学習負荷も大きく下がります(後述)。

受験料|7,500 円(税込)

情報処理 PM 試験の受験料は 7,500 円(消費税込み) です。これは PM だけでなく、高度試験 9 区分(ST/PM/AU/SA/SM/NW/DB/ES/SC)すべてに共通する金額です。

試験区分受験料
高度試験 9 区分(PM 含む)7,500 円
応用情報技術者試験(AP)7,500 円
基本情報技術者試験(FE)7,500 円
情報セキュリティマネジメント試験(SG)7,500 円
IT パスポート試験(IP)7,500 円

支払い方法

申込時に以下のいずれかから選択します。

支払い方法手数料注意点
クレジットカード無料Visa/Master/JCB/AMEX/Diners 対応
ペイジー(インターネットバンキング)無料即時反映、24 時間対応
ペイジー(ATM)無料一部金融機関の ATM、対応時間制限あり
コンビニ払い別途手数料申込確定から数日以内に支払い必要

トータル費用の目安

受験料 7,500 円だけでなく、合格までに発生する 総コスト を把握しておくと予算計画が立てやすくなります。

項目金額目安
受験料7,500 円
参考書(メイン 1 冊+過去問題集 1 冊)6,000〜8,000 円
通信講座(任意)30,000〜80,000 円
模試・公開模試(任意)5,000〜10,000 円
試験会場までの交通費1,000〜3,000 円
合計(独学最小構成)15,000〜18,000 円
合計(通信講座あり)45,000〜100,000 円

通信講座が必要かどうかは、独学耐性と論文添削の必要性で判断します。詳細は「情報処理 PM 試験 通信講座 比較」記事(公開予定)で取り上げます。

試験日程|令和 8 年度(2026 年度)からの大変更点

ここが本記事の核心です。情報処理 PM 試験は、令和 8 年度(2026 年度)から CBT(Computer Based Testing)方式に移行 します。これにより、従来の「年 1 回・10 月第 2 日曜・全国一斉ペーパー試験」から、より柔軟な実施方式へと根本的に変わります。

従来方式(令和 7 年度以前)

項目内容
試験方式ペーパー方式(マークシート+記述+論文)
実施頻度年 1 回
試験日10 月第 2 日曜日
申込期間7 月上旬〜7 月下旬の約 3 週間
試験会場都道府県別に指定(選択不可)
合格発表試験から約 2 ヶ月後(12 月下旬)

新方式(令和 8 年度以降)

項目内容
試験方式CBT 方式(パソコン入力)
実施頻度年 2 回(前期・後期)
PM 試験の実施時期後期試験:2027 年 2 月頃(予定)
申込期間IPA より追って発表(決まり次第公開)
試験会場全国の CBT 会場から空席を選択
合格発表詳細未定(試験実施から数週間〜数ヶ月後想定)

CBT 化に伴う名称変更

CBT 移行に伴い、試験科目の名称も変わります(内容自体は同じ)。

旧名称(ペーパー時代)新名称(CBT 以降)
午前 Ⅰ科目 A 試験(共通知識)
午前 Ⅱ科目 A 試験(専門知識)
午後 Ⅰ科目 B 試験(記述式)
午後 Ⅱ科目 B 試験(論述式)

論述式(午後 2/科目 B)の CBT での扱い

最も気になるのが「2,800 字の論文を CBT でどう書くか」です。現時点で IPA から詳細仕様は公表されていませんが、想定される変更点は以下の通りです。

想定変更影響
手書き → キーボード入力タイピング速度が合否に直結。練習段階から PC 入力に切替推奨
字数カウントの自動化手書き時代の「字数オーバー/不足」リスクが減る可能性
構成検討メモの取り方試験会場で配布される白紙メモの使用方法を事前確認必要

詳細仕様は今後の IPA 公式発表を要ウォッチです。

申込方法|受験者マイページからの 5 ステップ

CBT 移行後も、申込窓口は IPA 受験者マイページ であることは変わりません。流れは以下の通りです。

ステップ 1:受験者マイページの作成(初回のみ)

IPA 受験申込みページ からメールアドレスを登録し、受験者マイページを作成します。初めて IPA の試験を受ける方は、申込開始日より前に作成しておく ことを強く推奨します。アクセス集中時は登録に時間がかかるため、当日慌てないよう事前準備が鉄則です。

ステップ 2:試験区分・受験地の選択

CBT 化後は「実施期間内の空席ある会場・日時」から選ぶ方式になる見込みです。土日・人気時間帯(午前帯)は早期に埋まる可能性が高いため、申込開始直後の選択 が安全策です。

ステップ 3:本人確認情報・経歴の入力

氏名・生年月日・現住所・勤務先(任意)などを入力します。論述式試験のため、午後 2 で書く論文の 下準備として勤務先情報も入力しておく と、論文ネタの整理がスムーズです。

ステップ 4:受験料の支払い

クレジットカード/ペイジー/コンビニのいずれかで 7,500 円を支払います。コンビニ払いの場合は申込確定から数日以内に支払わないと申込無効 になるため、可能であればクレカ即時決済が確実です。

ステップ 5:受験票の受領

申込完了後、受験者マイページから受験票を確認・印刷します。CBT 方式では試験当日に 受験票+本人確認書類(運転免許証・パスポート等) が必須です。

午前 1 免除制度|上位資格保持者は活用必須

情報処理 PM 試験には、午前 1(科目 A 共通知識)の免除制度 があります。以下のいずれかに該当すれば、2 年間有効の免除資格が得られます。

免除対象条件
応用情報技術者試験(AP)合格合格日から 2 年以内
高度試験のいずれか合格合格日から 2 年以内
情報処理安全確保支援士試験 合格合格日から 2 年以内
過去 2 年以内の高度試験で午前 1 が基準点以上該当試験の合格証書・成績通知書を提示

免除のメリット

メリット

  • 試験時間が 50 分短縮(科目 A 共通知識をスキップ)
  • 学習範囲が大幅縮小(共通知識テーマは応用情報レベルの広範な分野)
  • 当日の集中力を午後 2 論文に温存できる
  • 申込時に免除申請するだけで自動適用

デメリット

  • 免除有効期限が 2 年間しかない(合格しないとリセット)
  • 免除がないと午前 1 から学習し直しでコスト増
  • 応用情報合格直後の勢いで挑むのが最も有利

応用情報技術者試験に合格した方は、合格から 2 年以内に PM 試験を受ける のが学習効率と費用対効果の両面で最適解です。

合格発表・成績通知

従来方式では、試験実施から 約 2 ヶ月後(10 月試験 → 12 月下旬発表) が合格発表のタイミングでした。

ステップタイミング(従来)CBT 後の想定
試験実施10 月第 2 日曜2027 年 2 月頃(PM 試験)
合格発表12 月下旬詳細未定
合格証書発送1 月中旬詳細未定
成績照会合格発表と同時同上

CBT 化後は採点の自動化が進むため、ペーパー時代より発表が早まる可能性 があります。ただし論述式の採点には人手が必要なため、極端な短縮は期待しにくいでしょう。

受験当日の持ち物・注意点

CBT 方式の試験当日は、以下を準備します。

必須持ち物補足
受験票印刷して持参(電子表示不可の場合あり)
本人確認書類運転免許証・パスポート・マイナンバーカード等の写真付き公的書類
黒色ボールペン or 鉛筆構成メモ用(会場で配布される場合もあり)

スマートフォン・スマートウォッチ・電卓・参考書は持込禁止。試験会場のロッカーに預けます。

まとめ|2026 年版 受験準備チェックリスト

情報処理 PM 試験の受験準備を、以下のチェックリストでカバーできます。

  • ☐ 受験資格は不要(誰でも受験可)と確認
  • ☐ 受験料 7,500 円+参考書代を予算化
  • ☐ IPA 受験者マイページを 申込開始前に作成
  • ☐ 応用情報合格者は 午前 1 免除 を活用
  • ☐ 令和 8 年度試験は 2027 年 2 月頃(後期) が PM 試験の実施予定とマーク
  • ☐ IPA 公式 令和 8 年度試験情報 を月 1 回チェック
  • ☐ CBT 化に向けて PC でのタイピング練習 を開始
  • ☐ 自分のプロジェクト経験を 2〜3 件、論文ネタとして事前整理

CBT 化という大きな転換期ですが、出題範囲・出題形式・難易度は従来通り。受験資格がない国家試験という強みは変わらず、IT プロジェクトマネジメントを志すすべての方にとって投資価値の高い資格です。

次のステップとして、午前 1 対策の詳細は「情報処理 PM 試験 午前 1 対策|免除条件と効率的な学習法」、論文対策は柱記事「情報処理 PM 試験完全ガイド」を併せてご覧ください。

出典・参考情報